熱に魘されながら、幼き頃お友達だった
さなえちゃんの誕生日会へ行った時の事が夢に出てきた

さなえちゃんはうどん屋の娘で
自宅が2階、店舗が1階だったと思う

お世辞にも流行っている様子はなく、
しがないうどん屋ですが・・・
みたいな雰囲気が幼きながらにわかった

みんなそれぞれ「文房具セット」
みたいなものをプレゼントに持っていくと
さなえちゃんは、
むさぼるように、みんなからのプレゼントを掻き集めていた


普通『お誕生日会』なんていうと、
チューリップのからあげや、色とりどりの料理でテーブルが賑わうのだが、
さなえちゃんのお誕生会には何故だか

「素うどん」

が出てきた

びっくりして声も出なかったが、誰かが

「せめて天ぷらうどんくらい出してよ!!」

と言った。
すると、方々から

『天ぷらうどんコール』

が湧き出て、おばちゃんが慌てて調理場の方へ駆けて行った。

しばらくして、どんぶりを乗せたお盆を持ちながら、さなえちゃんのおばちゃんが部屋に戻ってきた。

おばちゃんは「今日はうどんいくらでも食べていいよ!」と言った

そんなに子供なんだから、うどん何杯も食べれないけど・・・と思ったけど、天ぷらうどんは食べたい!!ってみんな思ってた。

置かれたうどんはまた

「素うどん」

だった。
なんだか悲しい気分になった。
さなえちゃんは泣いてた。
おばちゃんも泣いてた。


さなえちゃんは元気なのでしょうか・・・

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索