うどん屋の娘 さなえちゃん
2002年9月13日熱に魘されながら、幼き頃お友達だった
さなえちゃんの誕生日会へ行った時の事が夢に出てきた
さなえちゃんはうどん屋の娘で
自宅が2階、店舗が1階だったと思う
お世辞にも流行っている様子はなく、
しがないうどん屋ですが・・・
みたいな雰囲気が幼きながらにわかった
みんなそれぞれ「文房具セット」
みたいなものをプレゼントに持っていくと
さなえちゃんは、
むさぼるように、みんなからのプレゼントを掻き集めていた
普通『お誕生日会』なんていうと、
チューリップのからあげや、色とりどりの料理でテーブルが賑わうのだが、
さなえちゃんのお誕生会には何故だか
「素うどん」
が出てきた
びっくりして声も出なかったが、誰かが
「せめて天ぷらうどんくらい出してよ!!」
と言った。
すると、方々から
『天ぷらうどんコール』
が湧き出て、おばちゃんが慌てて調理場の方へ駆けて行った。
しばらくして、どんぶりを乗せたお盆を持ちながら、さなえちゃんのおばちゃんが部屋に戻ってきた。
おばちゃんは「今日はうどんいくらでも食べていいよ!」と言った
そんなに子供なんだから、うどん何杯も食べれないけど・・・と思ったけど、天ぷらうどんは食べたい!!ってみんな思ってた。
置かれたうどんはまた
「素うどん」
だった。
なんだか悲しい気分になった。
さなえちゃんは泣いてた。
おばちゃんも泣いてた。
さなえちゃんは元気なのでしょうか・・・
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