デリヘル人情劇場番外編『カネデココロヨゴスノヨクナイアルネ』
2002年9月28日とある中国の要人が日本にお見えになりました。
どのくらいえらい人なのかは知りませんが、
結構えらい人と聞きました。
まぁ偉いといっても、SPはその時2・3人なので、大したコトない人でしょう。
まぁお忍びだったのかもしれませんが・・・。
とりあえず、NO1を連れて来いと言うので、
月収300の「シホ」という女の子を(単位はひみつ/笑)
VIP専用車に乗せて、VIPご用達のあのホテルに向かいました。
はっきし言って、VIPだの要人だの、おれは偉いもんね!!
って方の所へ向かうのは好きでありません。
なぜなら、ヤツらは自分にだけ権力がある
と勘違いしてるから
特に、中途半端にえらいヤツはそうだ。
そんなヤツらの前に連れて行かれる「風俗嬢」もどうなんだろ!?
と考えてしまう。
が、こちらもわずかながらの「プロ根性」を携えて出かける
VIPルームの入り口には『セキュリティールーム』
というのが必ずあり、
そこに秘書だのSPだのが詰めている部屋がある。
そこでBODYチェックをうける
これがウザイ
偉そうに身体を触りたくる
「電動コケコケ君2号しか持ってないわい!!」(笑)
SPがニヤニヤしながらシホの身体をチェックする
「・・・。」
堪える二人
通訳が「こちらにどうぞ」と女だけを連れて行こうとする
でり「最初は私も部屋を確認させていただくのが”きまり”です。
それが無理なら帰らせていただきます」
通訳「当人が女以外は連れて入るなといってます」
でり「じゃ、帰ります。どもども失礼」
通訳「待ちなさい。解りました。部屋の前までなら特別に許可します」
何が許可じゃぃ!何が待ちなさいじゃぃ!
シホになだめられ、要人さんの部屋の前まで行く
シホ「行ってきます」
でり君は、VIPルームに入る前のセキュリティールームで待つことに
携帯でチャットなんぞしながら、見たことも無いおやつをつまむ。
中国語は学生の頃に専攻してたが、全くもって意味わからん
通訳に「コーラ」を注文し、2時間すっごいソファーでくつろぐ
けっこうウマイ菓子をもぐもぐと・・・
お約束の2時間後、部屋の前まで迎えに行った。
すると、
涙を必死に拭く彼女を見てしまった
こいつは、普段人前では絶対に泣かない
5歳で父が「ちょうえき」という所に行き、母に捨てられ、
12年後「ちょうえき」から帰ってきた父に犯された。
外見は誰が見ても完璧で、そのへんのパープー芸能人の何倍もベッピンだ
でも、一番弱い心も持ち合わせてるのも彼女
こういうコトされると仏のでり君はキレまくる
強引に部屋に入ろうとすると、SPに殴られた
豪華VIPホテルで暴れてみるのもいいもんで、
シホも小さい体でSPに殴りかかってた。
「殺すなら殺してみんかぃ!!」
「お前に返り血あびせたるわぃ!!」
シホ叫びまくりで、
二人で無駄な抵抗を無駄とわかって抵抗する
間違いなく二人は「桜中学3年B組」
腐ったみかんの方程式が脳裏によぎってましたね
つまみ出される前に、セキュリティールームで
札束3つを手渡された
これで穏便にってこと
すべては
『権力=金』
これで全てが解決すると思ってらっしゃる様です
帰り、車の中で
「この臭い金どうするべか?」
と迷ったが、
「札束燃やしてみるのも悪くない」
ってことで、アオタンまみれの二人は
○○海岸で汚れきった札束を1つ燃やしてみた
結構いい気分だったなぁ
「THIS IS 青春」(爆)
あとの2つはユニセフに募金した。
この彼女が毎月、自分の育った施設に多額の寄付してるのを
でり君知ってたのさ
風俗嬢だけど、親もいないけど、
心はすさんでない
少なくとも、あんなショボイ中国要人よりね
カネデココロヨゴスノヨクナイアルネ
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