【生徒手錠】
2002年11月17日風俗でやって行くにはある程度のアイデアが必要です。ましてやデリヘルなんていうのは、パネルで女の子を指名できるわけでもなく客からすれば「どんな女の子がくるのだろうか?」とやきもきするわけです。それがまたいいなんて言う客は稀で、やはり自分の好みの女性が我が家をノックする・・・。というのがたまらなくうれしいのであります。そんな妄想が玄関を開けた瞬間に、とんでもなく見当違いの女性がやって来ることによりすべてが吹っ飛んでしまい、キャンセルとなると店としてはかなりの時間のロスと経営的ロスを背負うのであります。ならば、女の子のスタイル、顔、のみに神経が集中してしまう客の意識を違う方向に向けてやろうじゃないか!と色々な試行錯誤を繰り返すのです。そこで生まれたのが以前ここでも書いた『任侠デリヘル』 組の頭を殺ってきたヒットマン 自首する前に女が自分のもとへとやって来る。もう二度と会えるかわからない二人・・・。こんな心境で愛し合うなんてことは本物のヒットマン以外には出来ないワケで、それを擬似体験できてしまうのが「風俗」 普段では絶対に有り得ないシュチュエーションを与え、そちらに悦びを向けることにより「キャンセル」を少なくしようと考えたのです。朝起きて居間に行ったら見知らぬ美少女が「今日から一緒に住む事になりました」なんて言われてそこからラブストーリーが展開するとか、急いで学校に向かう途中曲がり角でぶつかった女子校生、教室に入ったら何と先ほどのぶつかった子は転校生だった!「よろしくね」なんて。そんなシチュエーションあるかー!!とちゃぶ台ひっくり返したくもなりますが、ここは少々抑えて下さい、まぁ冷静になりましょうや。そんなわがままな妄想を実現するべく、学校の教室をイメージしてあるラブホテルを予約貸切にしてもらい、制服を着た女の子がホテルの部屋をノックするのであります。頭がちょいとおかしくなければやっていけない職業なのです(職業と認められてないか!?)ある程度の構想を組み立て、雑誌、新聞、ピンクチラシ(私のやっていた頃はピンクチラシ規制はまだなかった)を作ってゆきます。この媒体への宣伝にもかなりのセンスがいるわけでして、キャッチコピー(タイトル)に全神経をそそぐのであります。『生徒手錠』なんていうタイトルの広告はかなりヒットした1つ。まぁ誰が見ても「生徒手帳」と「手錠」のコラボレーション(ダジャレとも言いますが/笑)ということは分かってもらえるのと思うのですが、この『生徒手錠』というタイトルだけでどんなことが行われるのかを男性諸君は妄想するのであります。「生徒」という言葉でコスプレをイメージし「手錠」という言葉で拘束プレイを想像していく、女生徒が手錠をしてあんなことやそんなことをするなどということは、かなりのマニアな方以外は「風俗」でしか味わうことの出来ないプレイなのであります。本日のこの日記のタイトルを見てやってこられた方は見事にこちらの戦略にハマッタのですよ(笑)また、もし今でも現役で風俗業界にいたとしたなら、この時期でしたら相互していただいているみかやん。さんからヒントをいただき『白子三昧』なんていうタイトルで広告を打つのも面白いですね〜。これが旅行代理店の宣伝ならばグルメ旅なのですが、風俗雑誌に載せるともうやらしい広告に早代わりですね。最後に『任侠デリヘル』や『生徒手錠』というキーワードでピン!!ときてしまったマニアな方お久しぶりです。あの頃はお世話になりました(いたら怖いですが・・・)では今日はこのへんで
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