運のつき
2003年4月12日日勤という朝9時から夕方6時までの勤務は、定時のトイレ介助が2回と食事介助が2回、そしてレクレーションや入浴介助がありこの仕事でのメインの出勤時間帯なのでありんす。
定時のトイレ介助とは、ご自身でトイレへ行く事が困難な利用者さんに対して、決まった時間にトイレへ誘導し、排泄の介助をします。
でり君の働く施設では50名ほどの利用者さんのうち、約20名ほどの介助を定時で行います。
本日朝ステーションへ行き、申し送りの前にとある利用者さんFさんが私の顔を見てニッコリ笑い、
「兄ちゃん!トイレ連れてて〜な♪」
とな。
「あいょ〜!」
と返事をし、トイレに車椅子で入った。
この方は自力での立位(立ち上がり)が可能なために、
「Fさーん!手すり持ってなぁ、立つぞー! 1,2,3!」
号令一番Fさんよっこらせと手すりを持って立ち上がった。
そこで間髪いれずに下着を下ろし、便座へと座ってもらおうとした時に異変を感じた。。。。
でり君のくつが微妙に重たい・・・。
そして何故か暖かい・・・。
・・・・もしや!?
くつには見事にFさんの立派な快便が・・・。
「Fさんちょっと遅かったみたいだぞ・・・。」
Fさんの顔を見上げると、Fさん満面の笑みで
「おそかたか!おそかたか!」
この悪気のない笑顔に救われる(^^;;
朝一で靴を履き替え、仕事を始める。
AM11時
昼食前の定時のトイレ誘導&介助
でり 「Fさ〜ん。ご飯食べる前にトイレいっとこか!」
F 「いとこか!いとこか!(行っとこうか!行っとこうか!」
トイレに入り、立ってもらい便座に座ってもらおうとした時、
何やら生暖かい感触がズボンを支配する。。。
「・・・。
F・・さん。おしっこ我慢出来んかったかぁ〜 (ーー;)」
「出来んかた!出来んかた!」
またもや満面の笑み
ズボンを履き替え、食堂へと向かう。
「Fさ〜ん、ごはんおいしい?」
またもや満面の笑みでうなずく
というか、うなずきまくる。
・・・・。
Fさん、首とれるょ
すると、
「兄ちゃん食ってき!(食べて行き)」
9割9分食べ終えたFさんのおぼんを差し出してくれる。
「ありがと。でもこれFさんの分だからね、気持ちだけでいいよ!」
PM5時50分
みなさんは夕食中
「Fさ〜ん。んじゃボク帰るからね!」
F「帰るか!帰るか!きつけて帰るか!(気をつけて帰り!)
兄ちゃん又遊びおいで!きつけて帰るか!」
Fさん。又来させてもらいますよ(笑)
明日もあさってもね♪
コメント