アリ to キリギリス
2003年6月27日口内炎が自己新記録 あーんど
日本記録まであと2つ!
の6つも同時に出来た
でりくん でつ。。。
体中のリンパ腺腫れてるし〜
ちゅうことで、一週間ぶりの更新は
童話でちゅ
ありときりぎりちゅ
はじまりはじまり〜 ぱちぱちぱち
夏です。
キリギリスが、ギターを ひきながら 歌っています。
うららーうららーうらうららー
たのしそうに おどっています。
スンタカタッタ スンタカタッタ
野原の 草たちも キリギリスの ギターにあわせて おどります。
さわさわさわさわ さわさわさわさわ
セミや バッタも おどります。
シャワシャワ シャワシャワ
ピョンピョン ピョンピョン
朝はやくから 夕方おそくまで 一日じゅう 歌って おどって 楽しく すごしました。まいにち まいにち。
うららーうららーうらうららー
そんな ある日、キリギリスは アリと であいました。
ありは、大きな にもつを はこんで います。
「アリさん アリさん いっしょに 歌いませんか? たのしく おどりましょうよ」
キリギリスは、アリに ギターを ひいて やりました。
じゃらじゃらじゃんじゃん じゃらじゃらじゃんじゃん
でも、アリは せなかに しょった にもつを おろしません。
「ありがとう キリギリスさん。でも ぼくは、たべものを はこばなければ ならないのです」
アリは、夏の あいだに たべものを あつめて おかなければ ならないと 言いました。
「たいへんだね。でも、すこしくらい たのしんだって いいじゃない」
キリギリスは きれいな こえで 歌います。
うららーうららーうらうららー
「だめだよ、ぼくは いそがしいから」
アリは、あゆみを とめません。
うんしょ うんしょ
にもつを はこびます。
「ざんねんだね。でも、そんなに はたらいて ばかりじゃぁ つまらないよ」
キリギリスは そう言うと どこかへ いって しまいました。
歌ごえだけは、いつまでも 聞こえました。
やがて、夏がおわり、秋が きました。風は つめたくなり、
キリギリスの 歌を きいてくれた セミや バッタたちの
すがたが みえなくなりました。
草たちも、げんきが ありません。
そして…… 冬に なりました。
あたりは、雪で まっしろです。キリギリスは、どうして いるでしょう?
歌は…… 歌って いませんでした。
きれいな こえを きいてくれる おきゃくが いなくなった からです。ギターも ひきません。
おどりも やめて しまいました。雪の なかでは、さむくて ギターを ひけないし、体も うごかせない からです。
「アリさんは、どうしているだろう?」
キリギリスは、すこしも あそばず はたらいていた
アリの ことを おもいだしました。
「たくさん たべものを はこんでいたから 冬でも こまらない だろうな」
キリギリスは、そうつぶやくと あたたかい スープを
ひと口 のみました。パンも ほおばります。
夏の あいだ 歌や おどりで みんなを たのしませて
あげたので、おれいを たくさん もらっていたのです。
大きな おうちも たてることが できました。
たべものも いっぱい かうことが できました。
どんなに 雪が ふっても、こまることは
ありませんでした。
一芸は身を立てる
日本記録まであと2つ!
の6つも同時に出来た
でりくん でつ。。。
体中のリンパ腺腫れてるし〜
ちゅうことで、一週間ぶりの更新は
童話でちゅ
ありときりぎりちゅ
はじまりはじまり〜 ぱちぱちぱち
夏です。
キリギリスが、ギターを ひきながら 歌っています。
うららーうららーうらうららー
たのしそうに おどっています。
スンタカタッタ スンタカタッタ
野原の 草たちも キリギリスの ギターにあわせて おどります。
さわさわさわさわ さわさわさわさわ
セミや バッタも おどります。
シャワシャワ シャワシャワ
ピョンピョン ピョンピョン
朝はやくから 夕方おそくまで 一日じゅう 歌って おどって 楽しく すごしました。まいにち まいにち。
うららーうららーうらうららー
そんな ある日、キリギリスは アリと であいました。
ありは、大きな にもつを はこんで います。
「アリさん アリさん いっしょに 歌いませんか? たのしく おどりましょうよ」
キリギリスは、アリに ギターを ひいて やりました。
じゃらじゃらじゃんじゃん じゃらじゃらじゃんじゃん
でも、アリは せなかに しょった にもつを おろしません。
「ありがとう キリギリスさん。でも ぼくは、たべものを はこばなければ ならないのです」
アリは、夏の あいだに たべものを あつめて おかなければ ならないと 言いました。
「たいへんだね。でも、すこしくらい たのしんだって いいじゃない」
キリギリスは きれいな こえで 歌います。
うららーうららーうらうららー
「だめだよ、ぼくは いそがしいから」
アリは、あゆみを とめません。
うんしょ うんしょ
にもつを はこびます。
「ざんねんだね。でも、そんなに はたらいて ばかりじゃぁ つまらないよ」
キリギリスは そう言うと どこかへ いって しまいました。
歌ごえだけは、いつまでも 聞こえました。
やがて、夏がおわり、秋が きました。風は つめたくなり、
キリギリスの 歌を きいてくれた セミや バッタたちの
すがたが みえなくなりました。
草たちも、げんきが ありません。
そして…… 冬に なりました。
あたりは、雪で まっしろです。キリギリスは、どうして いるでしょう?
歌は…… 歌って いませんでした。
きれいな こえを きいてくれる おきゃくが いなくなった からです。ギターも ひきません。
おどりも やめて しまいました。雪の なかでは、さむくて ギターを ひけないし、体も うごかせない からです。
「アリさんは、どうしているだろう?」
キリギリスは、すこしも あそばず はたらいていた
アリの ことを おもいだしました。
「たくさん たべものを はこんでいたから 冬でも こまらない だろうな」
キリギリスは、そうつぶやくと あたたかい スープを
ひと口 のみました。パンも ほおばります。
夏の あいだ 歌や おどりで みんなを たのしませて
あげたので、おれいを たくさん もらっていたのです。
大きな おうちも たてることが できました。
たべものも いっぱい かうことが できました。
どんなに 雪が ふっても、こまることは
ありませんでした。
一芸は身を立てる
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